これはりざあ堂製キット「ほびりん」です。
推定スケール1/12、ほびりんtypeA。


ある時からワールドホビーフェスティバルのパンフのほびりんちゃんの絵が変わった。
それはみんな気付いたハズ。ほっすぅいがそのパンフを見て「ナルエちゃんに似てない?」と一言。
そういえばそうだ。だからかわいいと思ったのかもしれない。
つくろうかな?と心のなかで独り言。(←おわりかい!)

それで終わる訳がない。終わったたら立体化↑されるコトはないのだ。
ほびりんの絵はイベントの会を重ねるごとの魂が吹き込まれていく。そのパンフだけでも価値があるし、ディーラー証の布のシールのほびりんにも価値を感じてしまう。
例えるならそれはハイラルの紋章と同じ位だ!(←いいきってるし)
もう、我慢ならん、コレをつくるべし!とすぎやんにそそくさメール。(すぎやんはエスイー殿にメール)
すばやいレスポンスでお返事もらう、後ろはどうなってるのかなぁ?みたいな質問でした、その日の夜に「ほびりんの部屋」ができてたきがした。多分みんなほびりんのかわいさにアタマくらくらになって、エスイーのぶっとい回線が吹き飛ぶ程電話しまくったのだろうと憶測。
条件的には他に類をみない程の好条件(版権許諾だよ)。
ワンダ&リセットと違い事前確認は必要(承認ですね)。ちがうのは、どのイベントでもほぼOK!
なんとなくガイナックス版権に似てる。キット一個納入というとこも含め。
お返事には「完成品も大歓迎」という条文もあったのだが、さすがにこれは・・・・
ちょっとゴックンはムリ。

原型作業にはいると、各パーツに呼び名がつけられる。(勝手に)
右手に持つブラシ・・・・ほびりんライフル。
両手首のわっかは、ほびりんリング。その先の玉はほびりん玉。靴はほびりんブーツ。こうやってどんどん勝手に名前をつけていく。そうなるとそのパーツの効能まで考えてしまう。
それはもう平気で恐ろしい設定をつくっていくのだ。そしてその恐ろしい文章は版権申請時の設定としてすぎやん経由でエス・イー殿に届く。

はずであった。

あくまで「ハズ」だった。すぎやんの検閲でしっかりアウトだ!
書き直し要請がでて、「爽やか」な設定で終わる。

問題となったのはtypeBの文章でtypeAはそうでもない。ちょっとダケtypeB解説。
間違ったリペを勧める××××の呪縛から若いモデラーたちを解き放つべく、ネオピコで正しいリペの仕方を教える伝道師。
唾液とかそういったコトは書いてなかったとおもう。(多分)


本来冬のワールドホビーフェスティバル(有明13)には新作なしで望む予定だった。
ほびりんの原型を作り始める。なんとなく完成が見えてくる。さっきも言ったように、部分部分に名前をつけ設定考えると愛着がわいてくる。完成直前には勝手な世界観は膨張をつづけ、気付くと、2体目をつくりはじめていた(その件は次のエクストラで)。
  
ローアングル撮影(でもパンツは写らない)
ローアングルでいくとアムロが砂漠でフテ寝している上をザクが飛び越えるような感じ。

このキットりざあ堂最小スケールにしてムーンライト(カードキャプターさくら)を凌ぐパーツ数。
キット購入者は家に帰って、箱を開けた瞬間に死を予感したとおもう。くっつけていけば完成する。マスキングを少なくするためのパーツ分割。だがいかんせんパーツは多い。両肩も最初は別パーツだったのだ、もも、ブーツ、パンツも別パーツ。こうなるともうダレも(僕も)完成しないんではないかと錯覚してしまった。(最初は30パーツだったのだぁ)
このほびりんの見本品は一部エッジングパーツを仕様してます。肩の飾り玉はボールベアリングです。もしこのキット購入された方でチャレンジャブルな方はやってみてください。それと、展示品だったのでちょっと気が引けて実行できなかったのはほびりん玉のクリア化です。100円ショップのアクセサリー使うとイイです。試してみてちょ。
ライフルに使用した【44】と赤△と数字のシールは1/72のハセガワのハンバーのシールです。ちょっとした部分テをいれるとソレっぽくみえます。
平成18年2月8日 たけ