これはりざあ堂製キット1/5scale「神尾観鈴」です。
イベント限定品、初回はWHF有明17(平成19年12月)。

遙、水月、茜ときて、ジャンボ○シンダー四作目は何故か神尾観鈴・・・・
「君が望む永遠」ではなく「AIR」です。流れが変わってしまうこの所業、それはすぎやんのリクエストを叶えたものです。
 
あ、右に傾いてるなこれ・・・・ま、いいや。

無論、一個人の希望だけではつくりません。
原型はとてつもなく時間がかかるものですから、僕が好きじゃないものはムリです。

【キャラ好きに決めていいよ】
でも服装は水着ね。それと原型と見本一体はつくるけど、それ以降の許諾条件含め全部見てネ。
さらっと一行で終わることですが、恐ろしく厳しいハードルです。
原型を作るひとはこの言葉の意味がわかります。
よくわかっていらっしゃらない方々に限って「自分の希望の品をつくってくれたら、買ってやってもいい」位のモノ言いをなさいます。
どうでしょう?逆になさっては?
僕がオーダーしてさしあげます。無論僕程度のクオリティは基本事項です。値段も同じ位な。
「無茶を言う」と思われるかもしれませんが、勘違いなさって無茶を押し付けてくる方々には丁度いいはずです。

「キャラ選んでいいよ」の裏側には言葉にすると一行で解決してしまう、英雄的行為の責務が待ち受けています。
【センターヒロイン好きだなぁ】
遙にするか観鈴にするかすぎやん悩んでました。この「センターヒロイン好きメ」とクチにしてしまいました。言わなかったほうの一言「この車イスヒロイン好きメ」
まぁそんなダークネスなネタはやめにして、観鈴のリボンって正面から見るとネコ耳っぽくてカワイイなぁと思ったりします。リボンは今までいくつかつくりましたが、正面から見てちょこんと三角がつきでるこのリボンが一番カワイイ。

【音】
原型つくっている時「無音」ではないです。君のぞキャラですと、ランブリングハート。この観鈴は「鳥の詩」を流してます。何かを見ながら削ることはできません。頭にある残像を呼び出すのに用いてます。まーそれと世界観ですかね。

 
【大きさ】
写真だと大きさがわからないでしょう。イベント会場で現物を見てもなんとなく大きいと感じるだけのはずです。上の製作途中の写真でおわかりいただけると思います。自宅冷蔵庫でも近所のコンビニでもいいです。1リットルの紙パックそれを手にとるとおわかりいただけます。アンダー(バスト)と紙パックの高さがほぼ一緒になります。


【有明17にて初参戦】
でっかい・・・・りざあ堂に設置された4基目の主砲です。観鈴の足元をよーくご覧ください。
「かんばい」
いやそっちじゃなくてっ!コースターをピンで固定しています。重量級に対し華奢なコースター。コースターをぐるっと囲むようにピンで固定するという展示当日おもいついた対策。樹脂使用量は左隅の小さい茜の十数倍あります。考えれば事前にわかったことなんですよねー。そのあとのイベントでは全て対策済です、でもこのときはぐらぐらで本当にあせりました。

牛乳パックと写った写真のとなりの写真とほぼ同じアングルのが下の写真。多分違うのって色がついたのと、リボンの原型が完了してるとこかな?あ、それとアルミ缶切って三本増毛したことです。
少々腹立たしいのは僕の複製より、巧かったことですかね。りざあ堂で一番複製をおこなっているのは僕です。都度改善点を考えてやってます。それらを全部踏まえて、粘土型・シリコン型に一週間以上をかけてやったので、観鈴の前のものより良い仕上がりになってます。
【カモメペタペタラーメンセット】
この文章を書いてる時期に、りざあ堂HPを「検索」で訪れた方のなかであった語句です。
結局それがなんであったのか我々かるーく調べ、議論したのですが、わからず仕舞い。いっそのこと「そういうタイトルでフィギュアつくったらどうだ?」ってなりました。
HPのカウンターが幾つかなんて意味ありません。10万だろうが、30万だろうが、50万だろうが、3個しか売れなかったことあるってなディーラーってありませんか?(ウチかウチのことか!)
「衆寡敵せず」基本です。
でも、HPのカウンターなんて操作できます。操作せずともリンクバンバン貼れば増えるのではないでしょうか?そんなモノ兵力でもなければ、何の分母にも目安にもなりません。金看板の価値すらない。
厳島・桶狭間を寡兵と判断するのではなく、限定戦場で正味の火力を計れば「寡兵」ではないと理解できるはずです。

【で】
カウンターに意味はない、意味があるとすれば、語句とフォルダ。
検索語句は変わっていきます。一時増えます。市民権を得たのか見捨てられたのかわからないのですが、やがてその語句での検索は減ります。関連フォルダへのアクセスでどちらであったかを判断してます。


【突発】
戦理・数理ではなく、あらわれる突発要素。今回の場合「カモメペタペタラーメンセット」
カモメラーメンならまだ分かる。海辺にあるカモメ食堂のラーメンとかなんでしょう・・・きっと。「ペタペタ」はどこから来る?加えて「セット」
どうにも解せません。まず、それがメニューとして成立する「絵」が浮かびません。次に検索する人の心理状態や求めているモノが理解できません。ですが、名前がなんとなく可愛い、そこが捨ておけない要因です。お名前:六歳が「おいしくて可愛い」っていうのを思い出してしまいます。「美味しいか可愛いかどっちかにしろ」っていうあの感覚。聞き流していいものを捨て置けない状況に近いです。
検索語句の突発性は我々をとても楽しませてくれます。楽しいコトがあるから続けていけるのです。

【ところで】
カモメってカワイイ生き物か?
朝の繁華街を我が物顔で荒らすギャングスター「カラス」
カラスの天敵オオタカ。でも元の数が少なく繁殖力も弱い、加えて都心の開発が進み、森はなくなり済む場所が奪われたオオタカ。いまや都心はカラスのヘブン。スズメ・ツバメでは相手になりません、隼ですら撃破してしまうカラス。そんなカラスも逃げ出すのがカモメ。カモメの体躯はカラスのおよそ二倍、性格も行動も似たようものです。
青い海に白いカモメ・・・・イメージです、爽やかなイメージがあるからカモメは許されるのでしょう。
イメージといえば、観鈴ちんて金髪ブルーアイ、これを日本人と見なす日本人の心の広さ。アニメ文化に慣れ親しんだ日本時んならではの感覚でしょう。
そこの期待して最期にアップで1枚。本当はここまでアップにしたくはないのですが、眼をどう塗ってるかの一例として載せておきます。よく見ると、適当な塗装ですねー。でも、皆さんココロで補正フィルターかけてくださるのでなんとかなってます。

もうゴールしていいよね・・・
それはダメです観鈴ちん。
平成20年7月5日たけちよ記