これはりざあ堂製キット1/12scale「ミリタリー茜」です。
イベント限定品、初回は平成20年8月WFsummer。

車両はアオシマ製の1/12ホンダゴリラ。
でも、ノーマルフェイスのモンゴリに飽き始めてます。
ハンドルをつめて、デュアルヘッドライトにしてます。
その昔、、、そうねもう20年はたつかな?
当時の若者は高回転型4stエンジンのカウルつき、二個眼のライトに憧れていました。
2stもカウルつきで角眼1灯がはやってました。

今とはちょっと次代背景が違いますねー。
限界に近いような高性能・高機能がすべての製品にもとめられていく時代でしたねー。
ビデオデッキだって、ジョグシャトル、サイマルキャストやフライングイレースなんてものが当たり前のように要求されて、当時の若者はそれを買うのが理想であり、当たり前のようになっていったのです。
バイクも3社がこぞって、250ccのマシンに水冷、高回転、軽量化、アルミフレームなんての当たり前のように競争して出し続けてましたから。


レーサーレプリカでなく、性能ほぼ同じでカウルナシがイイ!という人もいたりして、そういう人々の為のモデルまで用意されていた贅沢な時代です。
今回のこのゴリラはそんなカウルなしのモデルVFR400Zをイメージして作ってます。
400Rより何万か安かったのですが、カウルが無いだけでなくスイングアームが両持ちだったりして、どっちが安いのか微妙な存在だったりしました。


【イベント会場で見ることの出来ない正面の写真】

だからって原付で2灯にするのはどうかと・・・・
ま、そこらへんはあまり深く考えないでください。実際重くなるだけ損だなとかって・・・・

重いといえば、最近のバイクって重いのねー。
同じマンションの住人が”K”のロゴの入った250に乗っていたので、小さくて、スカスカしていて軽そうだなーっていつも思っていたのです。
VTZをせっせと磨いていたときに、”K”の持ち主がひょっこり現れたので「重量かるそうでいいですねー」って話かけてみて、、、、、、話がかみ合いません。
シングルで?空冷で?華奢なパイプフレームで?
当時の250のなかでは恥ずかしいほど重たい部類のVTZとあまりかわらん。ウソでしょー?
調べたら”K”に限ったコトじゃないみたいですね。

どうやら最近のバイクは重たいようです。SDRなんて夢の乗り物か?
ウエのキラキラマシンと異なってノーマルモデルにミリタリー塗装を施したゴリラ。
ヘッドライト、オイルクーラー、オイルキャッチャー、マフラーそれらの部品を考えるとこちらのほうが軽いのだろうが、色からして重たそうに見える。

でも、贅沢な時代の乗り物って軽く作られてたからなぁー、やっぱりそれなりの年齢の人がみたら、色とかじゃなくて、こっちが重いと感じてしまうだろーなー。
まー、模型だからあまり考えても仕方ないですねー。



 
このアングルもイベント会場だとまずご覧いただけないでしょうから、載せておきますねー。
こうやってご覧いただくとわかると思いますが、茜の下半身が、汎用性が高いです。
この汎用性というのは他の車両に乗せる為の改造がラクという意味です。
前に投げ出した左足の根元の角度を調整すればシート高が高い車両にものせられます。で、ゴリラはシート形状が幅広なので、それにあっている茜のおしりは他の車両への対応範囲も広いはずです。
それと両手をモモに乗せていますので、タンクとシートの位置関係とか考える必要もありません。左足の角度を根元から変えた場合も、手袋を着用してます。改造ラクでしょ?

もっと言えば、ミリタリーあゆ、茜、水月の3モデルは似たような服装、構造にしてあります。
カーゴパンツと上半身、上半身と顔の2箇所で組み替えがラクにしてあります。
首が胴体についている構造ですので、顔だけ付け替えてしまうことが可能です。
ほびりんは逆になってます、首が顔についているので、ほびりん同士での組み替えは可能でしょう。つまりこちらの3モデルとは適合しません。
3つ持っていらっしゃる方々は作らないまでも、パーツをあわせてみるだけでもお楽しみいただけるものと思います。


茜のタンクトップの胸の文字は本来タンクに貼るシールが余ったので使ったものです。模型ですから、それぞれ自分の工夫してみるのがいいと思います。

平成21年7月5日たけちよ記