1/35scale じゅんせん魔法少女シャル&ゼナ
1/35scale キューベルワーゲン(田宮製)

2012冬WFモデルです。


2011夏に4モデルが出た35シリーズ、その12番目と13番目シャル&ゼナです。
これは版権許諾品なので製品ナンバーを付与してません、そもそも、あのナンバーは店舗用のあとづけです。
店舗販売予定のない版権許諾品にはナンバーを付与してないのはそんな理由です。

りざあ堂の1/35シリーズは81アイテム(今日現在)といってますが、版権許諾品はこのなかには含まれてません。だから実際はもう少し増えるのでしょう。

【原型】
上の写真は表面処理前です。

下の写真は表面処理おわったところでの撮影です。
シャルの首が服にうまくはいってませんね。
これって、できるだけ接着箇所減らしたかったので、胴体に頭部のせてバランスとって撮影してます。
実際、服の穴に首をいれると頭部が前傾して前にころげおちるのです(笑)
シャル、ゼナともに首だけは接着してなかったとおもいます、ほかのパーツは全部接着してますが、首の穴に接着剤が残ってしまうと大変なので、首穴に接着剤いれなかったのです。

【複製品】
仮止めで撮影。
これは、首に接着剤いれてます。ゼナの首の根元に接着剤あふれてます。


【塗装済完成品】
答えから言うと1/35にはちょっと向かないかも。
これ、展示するとカラフルなので目立つのです。そりゃそうです、他のは軍服ですからいわば保護色。
でもシャルゼナはハイコントラストなカラーリングでデザインされてます。その分目立っちゃいます。
目立って売れるのはいいのです、ありがたいことです。
でも、問題もあるのです。
ゼナはそれほど問題ないのですが、シャルはパーツが細いのです。手首だとキューベルワーゲンのウインドウの柱と同じくらいになってしまいます。
じゃあパーツわけしなければいいと思われるでしょうが、分割しておかないと、今度は塗装が大変になります。

カラフルで簡単そうにみえますが、結構塗りわけ多いのです。
シャルのスカートからでてる足、別パーツになってます。
これ別パーツにしておかないと塗装大変です。この何ミリかのスネ下で三色つかってます。
ストッキング(青紫・江戸紫)、靴(黒)、かざり(白)、とスネ下だけで三色です。
基本色となる青は帽子、襟、スカート、にのうでのお団子につかってます。
長手袋はネイビーブルー(もしかしたらジャーマングレー)、それと帽子・スカートには迷彩で2色ほどつかってます。
この迷彩はドイツ海軍っぽく直線できめないとかっこ悪くなります、マスキングしての塗装が必要になります。
ハイコントラストでカラフルにみえるというのはそれなりの色数をつかってるのです。直感的に簡単にみえてしまう配色かもしれませんが、塗りわけがそれなりに必要なのです。
それと、胸元のお団子、このかざりの斜め上の左右、ここが基本色での塗装が必要になります。
襟は立ってますから、溝に塗装することになります。この襟に基本色がついてしまうとカッコ悪いです。そこちょと手間です。

【イベント終了後撮影】
うえの写真は3:2のアスペクト、下の写真は4:3のアスペクト。撮影時期が違います。
イベント前はEOS(3:2)でとってますねー。下の写真はイベント後におちついてから、車両にミラーとシャベルくっつけて完成させてから、ぱわしょっとで撮影してるはずです。
車両をアフリカ仕様をつかったのには理由あります。
じじ先生の絵は角を落とした丸味を帯びた印象をうけるのです。(私見)
いくつか候補の車両みながら、部分的に角がとれてて、ぷくんとした丸さ。バルーンタイヤにいきつきました。
このタイヤだけで、ごつごつっとしたヨーロッパ仕様のキューベルと雰囲気ちがってきます。運転席より前のノーズ部分に丸いバルーンが3つもあるので、ぷくんとした印象をうけます。
遮光帯仕様のライトがカエルの眼みたいな雰囲気をかもしだしユーモラスにみえてくる。
で、ノテックライトの上側がヘルメットっぽいかたちで「ドイツ軍だじぇ」ってほのかな主張をしてるような印象うけます。
配色も大事ですねー。ジャーマングレーやオリーブドラブの車両だと全体の印象が重たくなってしまいます。
ハイコントラストでもシャルゼナにもダークカラー多くつかわれてますから全体が沈んでしまいます。
迷彩も望ましくないかもしれません。シャルゼナ自体がスパスパっと境目ない塗装ですから。
明るめの単色でスパっと表現してるのがいいと思います。

いろんな意味でバルーンキューベルはわかりやすくコミカルなのです。

まー、これじゃなきゃダメってことではないです。
M8自走榴弾砲にのせた写真blogのどっかにあるとおもいます。そのままのります。

戦車ですか?
ハッチから出すのにはゼナはイイポーズかもしれませんが、ひざ下落としてくださいね。それとハッチの形状や大きさによってはスカート削ることになると思います。
それと、お手持ちのそのキットが最後の分だと覚悟の上実行してください。補充されることはまずないのですから。


平成27年4月27日たけちよ記