1/35scale ディートリッヒ、ハウサー、クリューガー(ついでのクライスト)
1/35scale 三号突撃砲G(昭和の田宮のキット)

2012夏WFモデルです。

迷彩服を普通に塗装するとみんな引く。
見た目はちゃんと塗装したほうがいいのです。
でも、それを眼にしたひとは、「自分にゃできん」とひいてしまう。

だから、この三体の迷彩はおそろしく大雑把に、おもいきり適当に塗装してます。
「適当でいいんだよ、それっぽきゃ」ってのが伝わるようにそうしてます。
あくまで見本、それ以上に塗装できるひとはそうすればいい。見本ってのはそんなものです。

みんながみんな、リーフパターンを塗装できるわけじゃないです。むしろできない場合のほうが多い。


だからデサントの三人(ディートリッヒ、ハウサー、クリューガー)はアバウトな塗装なのです。
これを作るひとは
「見本があーなんだからよかろー」って思えるでしょう。
そういう見本なのです。

【いるるリスペクト】
結構前のことですが、いるる先生の展示見本はほとんどブラシつかわず、筆で塗装してるのに気づきました。
単色で筆ムラとかあるし。いいのかコレ?と思ったりしました。(思うだけじゃなくズバっと、ズバっと♪)
塗装がどーのとかいうまえに、基本の造形がかわいいのです。だもんだから、筆ムラがご愛嬌って思えてくるのです。その時気づいた「筆ムラ折込済み」ってすごいなぁ。
見てる人が、「それを可愛い」と感じる、次に「俺ならもっと上手く塗装できる」と思わせる。
モデラーとしての見本ではなく、商人としてのいるる先生の見本は、ひとつ何かを極めちゃってる感じがしたのです。狙ってやってるんじゃないとしたら、それはもう天賦の才です。


【雪の駐車場で撮影】

全員雪の中、腹ばいで撮影!寒いじゃなくて冷たいぞ!

EOSもっていったが出番なし。
PENTAX VS20という安いカメラ大活躍。
VS20は20倍ズーム、でも望遠の描写は期待してはいけない。
そう使うのではなく、中望遠域を使用した接写にむいてるのです。
上の2枚の写真はフレームワークそのまんま(トリミングしてない)で、被写界深度がそれなりにとれるのです。
フルサイズでこのフレームワークにしたらとんでもなく絞ることになるでしょう。
絞りすぎると荒れるし、ブレます。接写だとブレもわかりやすいし。
なんでもかんでもフルサイズとか一眼である必要はありません。
用途にあった道具を使うのがいいのです。

それに、あんま描写いいとアラが目立ちすぎる(笑)

【一点にあわせるなら一眼】


これは一眼ですね、解像度は低くても描写は上です。(くらべるとVS20はねむい)
あと、ナニが撮りたかったのかもはっきりわかります。
あ、これ僕の撮影じゃないです。こういう風にハレーション暴れだすぎりぎりのところで撮影ってあまりしません。
んー、ホワイトバランスも太陽光のままで撮影してるような。クライストの服かなり青いです。でも撮りたかったもののホワイトバランスそれほど変じゃない範囲。

迷彩服のドイツ軍がポップアートになってしまってる。これはこれでいいんじゃないかな?僕じゃこうは撮れないです。

平成27年4月30日たけちよ記