多分1/35scale クラーク(033)、グランサー(034)、キイス(035)、ライダー(036)とついでのホッジス

2013夏モデル(ホッジスは2011夏モデル)

1/35 M10TankDestroyer(ぷぷぷ襲撃砲ってナニw) タミヤ製

【人物紹介】
名前ってテキトーに決めてるわけではありません!

これは1943年のイタリア戦線での米軍の将軍たちの名前からとってます。
一番えらいのはクラークちゃん(マーク・ウェイン・クラーク)です。

いっしょにホッジスちゃん写ってますが、本来のこのM10の構成は四人です。(イタリア戦線にもいません)
一番上の写真のようにキイス、ライダー、グランサーを砲塔内におさめるようになってますが、次の人物紹介の写真のようにキイスちゃんを上に座らせることもできます。同様にグランサーちゃんをのせることもできます。
どちらかをクラークのとなりに座らせるのもよいでしょう。
一番うえの写真は一番よくつかってるものです。こちら(すぐうえ)はちょっと角度ずらして撮影したものです。
せっかく立体物として存在してるので角度かえて撮るべきでしょう。

【未公開画像】
グランサーちゃんがよくうつってます。
狭い戦闘室でなかなか光が届かない位置に座ってるので撮影に苦労します。

【これも見たことないだろーってな写真】
完全逆サイドからの撮影です。
クラークとキイス、ライダーしか顔がみえない。
あえてそれでいい。

「進行方向になにかあるんで、みんながそっちみてるんだな」ってスナップ写真です。

いつもみていらっしゃる一番上の写真ではわからないクラーク横の紙袋。
これ、セットに同梱されてます。正確には四体のうちのドレだったかに入ってます。
イメージとして「りんごのはいった袋」です。
四輪装甲車(sdkfz222)のクライストちゃんがりんご手にしてた反対の手で抱えてる紙袋と同じイメージです。


と、ここまでは2013夏新作モデルとして出す直前の撮影。
先にも言いましたように「M10」は撮影しづらいのです。戦闘室内部に光を寄せるのがとても難しいのです。
5−9月が撮影にいい時期です。そのハイシーズンでも真夏の晴れとかは色の安定が難しいです。光が極端に強い部分が白くなってしまうのでPLフィルターがかかせませんが、それでも光が極端に強い部分があると日があまり届かないところの発色がさがってしまいます。だもんでハイシーズのややくもりがいい色がでるでしょう。

ちょうどいいと思って撮影してたら雨粒落ちてきた。
クラークちゃんのメットに一粒。
外でロケしてるとこんなこともあります。
雨粒落ちてくると少し光量不足でコントラスト落ちますね。

さて、普通米軍つくるとしたら「シャーマン」か「ウィリス」でつくるでしょう。
戦車だったら間違いなく代名詞ともいうべきシャーマンでしょう。
それは前にも言ったと思いますが「米軍はメットがかわいい」という理由からです。
M8でかぶりものなし、ヘルメット着用、戦車帽着用とつくり分けましたが、やっぱりメットがかわいい。

「メットオンリーで戦闘室に乗せたい」という思いからM10にしました。
M36のほうが砲塔大きいので一瞬いいかな?って思うのですが上半身がたくましい分、虚弱な下半身が目立ってしまいます。昔中学生の頃だったな、M36買ったんですけど、箱絵の「たくましさ」と中の「説明書」の表紙にのってる完成品のギャップがすごかった。タイガーやキングタイガーみたいなずっしり感とは言わないまでも、妙にすぼまった下半身が「アー失敗した」って気になってしまった。基本このキットも同じシャーシつかってるのですぼまり感はあるのですが、砲塔が華奢な分、その印象が弱まります。

それとこれ作るときに手元にM36はなくM10だった。これが一番大きい。
基本「ありもの」が前提のりざあ堂の35シリーズ。次に優先されるのは車両のお値段。高い車両はあとにまわされるのです。

それとホッジス乗せた理由ですが「メットオンリーで戦闘室に乗せたい」という条件に「可能なかぎり多く」というのが付随します。
「可能な限り多く」というのは電線にとまってる雀がくっついてむらがってる姿がかわいくみえるのと同じです。一体でも多いほうがその「わらわら感」が表現できるからです。ただ、ホッジスは製造時期も違いますし本来M8用ですので一人だけ戦闘室におさまってないのは「これは提案です」という意味で、そこに起因します。

この時期、すぎやん、イダボン、Yのっちともに「ドイツ軍に拘泥」してしまってたので、M1メットわらわらで「米軍でも大丈夫」って証明したかったのもあるのです。窮屈にわらわらで突破できる、シャーマンではそれはできなかったのです。
そんなにメジャーじゃないけどM10がちょうどいい車両だったのです。いろんな意味で。

平成29年2月5日たけちよ記