多分1/35scale 74式田中V6(左:037)田中U2(右:038)

2013夏モデル

1/35 陸上自衛隊74式戦車 タミヤ製

【完成直後の撮影】
2013年夏WFモデルは「ドイツ軍やめよう」って思ってつくってました。

さてこの74、僕はこの地球上で一番美しい戦車だとおもってます。
昔々その昔、たけちよくんはこのキットがとても欲しかったです。
ただ当時¥200円安いという理由で「レオパルドちう戦車」買ってしまったことを後悔しておりました。

フロントの斜面がゆるやかで空気抵抗をへらしたランボルギーニのようでかっこいい。(おいおい)
デュアルヘッドライトがやっぱりランボルギーニのようでカッコイイ。
そしてどんな砲弾でもつるんつるん滑ってしまいそうな、極限まで空力抵抗を減らした砲塔がカッコイイ(だからw)
地面に吸い付くようなスパイダーデザインもいい。(戦車じゃなくくるま扱い)
運転手さんののぞき窓もほかとちょっと違ったデザイン。
赤外線暗視装置とかって四角い箱もいい。なんかお侍さんのちょんまげのようだ。コレがないことがこの車体には想像できない。三号戦車とかで見てた発炎筒よりあきらかにたくましい。しかも大きい分あらぬ方向っていうかいろんな方向向いて効果範囲をひろげてるのがあきらかに伝わる。


そしてなによりもカッコイイのは

日の丸だ!


74の美しいフォルムをわかりにくくしてしまうかのような濃い緑のなかで、ひときわ際立つ
日の丸



少年時代に買えなかった74が作れた。それだけでも幸せいっぱい。


この74式実はじゅにわくんからもらったものです。
「いらないからあげる」ってことだったのでガストで一食おごることで入手。(いま欲しいひと絶句したでしょw)
箱の値段は僕が買えなかったあのときの値段。(つまり現行の冬季仕様じゃない)


少年時代に夢見た日の丸74
「失われていたカールチューンが蘇る」
というのはこういうことでしょう。
両側出し側方排気この継承。これぞ日本戦車。
大雑把な米兵がみたら「おまえらT55にのってるのか?」と言ってしまいそうなかたちといってしまえばそれまでだけど、この砲塔のうしろにつきでた感じはロシアのものとはあきらかに違う。
砲塔前後の重量配分を考慮しつつ収納スペースを確保。(そんなのはいっぱいあるけどロシアのまんまる砲塔はそんなこと考えてない)

【M10と同じ日に人のあまり来ないギリギリ市内の公園で撮影】
完成直後の撮影ではV6(向かって左)の腕がペリスコープから浮いてしまってます。
これって固定してないで人形を車体ののせてるから振動与えると動いてしまうからです。腕ういてるから撮りなおししなきゃいけないなって理由で、ひとけのない公園ですぎやんとイダボンと三人で公園で撮影しました。

日本の風景のみどりととてもマッチングする車両です。
やっぱ74いいわーと改めて思う。

じゅにわくんがくれたこの74のキット適度にキャタピラが伸びてだるーんとなっていたのもナイス。
労せずキャタピラのたるみが再現できた。

今書いてて思うけど、74式のほめ殺しモードでフィギュアどーでもよくなってしまってる。

実際それほど74はかっこいい。
強いとか弱いとかどーでもいいです。


NSRとRG−γどっちがいいと聞かれたら、正直どっちでもいい。
ただしRGVγとなったら話は別だ。
あんな美しいフォルムはない!
いあ、カタナがあるかw

しゃーまんとパットンと61式どれがいい?と聞かれたら、正直どれでもいい。
ただ、そのなかに74があったら話は別だ。

Yのっちが「パンサーこそ戦車のなかの戦車、キングキングオブ戦車」と熱く語るのとなんらかわんない僕の中の74(日の丸仕様)

地面に吸い付くようなスパイダーデザインを表現するため広角で寄って撮影。


それはさておき、この服は旧服のOD色作業衣です。
この74が欲しかったころに、鶯谷にその服買いにいって店みつけられずトボトボかえってきたこといまだに覚えてます。
あ、余計なことまで思い出した。
そーいやー、学校こっそりやすんで目黒のモデルガンショップに買いにいったとき、店やってなかった。
コンコンってたたいたら店員さんでてきて「盗みにはいられた」とのことで臨時休業。なんてついてない。
目黒までの交通費考えたら74の200円どうってことねーじゃんw
はなしそれちゃいましたが、「ちっくしょ」のかたまりでこの74できてますね。
ただね、塗装する上で旧服ODのほうがラクですよ。

迷彩服にすると売れないです。
重要なのは「単純明快」に伝えたいことだけ伝わればいいのです。
「74にのった女の子」それだけでいいのです。
旧服でも迷彩はありますから、そうしたい人はそう塗ればいい。見本を迷彩にしてしまうと
「オレにはムリだ」と拒絶する人が多いのです。

【もし日の丸74キットがもう一台あったら・・・】

この74つくったときから撮りたい写真。
縦隊で砲塔を真横に向けた写真。

上の写真アングルで砲塔をもっと横に振って、日の丸がズドンと分かりやすく伝わる位置。
現行のキットには日の丸入ってないので実現不能なんです。それは悔やまれてならないかな、贅沢な悩みなんですけどね。


去年Yのっちから74もらいました。
現行モデルです。コンセプトモデルとして使って欲しいらしいのですが、、、、
冬季ヴァージョンになってしまうのでちょっと困ってる。(Yのっちが)
北海道配備だからって年中白ってわけじゃないですからそこはいいのですが、やっぱり日の丸がないのは本人も寂しいみたい。
それと、ポーズが問題になった。
コマンダーはっちの正面スコープに腕をかけてるこのポーズから抜けられない。

「ということでYのっちが困ってる」とすぎやんに伝えてみたものの
「このポーズ以外ないですよ、ムリですね」と一蹴。

オニギリ拒絶するとここから誰も抜けられなくなってる。


二個買ったからあげる(フェートン)とか、くろがねのついでに買ったケドいらないからあげる(陸王)とか、冬季74とか、明確に使い道決まらないまま、うちに投げ込まれていくキットたち。このあと出てくるパンサーも「G:暗視装置」×1と「ちう戦車」×2を合計みっつわたされた時も困った。ちう戦車はいらないなーと思って断ったけど一個は渡された。(それがぴかぱん)
どんどん溜まっていくw



この74田中は現在生産終了してます。

後継モデルの新74田中がある状況で三つ目の74はやめたほうがいいんじゃないか?って思ったりして、Yのっちの74はますます投入しづらくなってます。
投入しづらくはなってますが新74にもメリットがあるのをYのっちが発見してます。箱絵でそれはわかることですが、どう使っていいか悩みどころなのが現状です。

【兵科色はオレンジ】
スカーフの色で使ってます。

作業衣・練習着でスカーフはちょっとと思うのですが、「わかりやすさ」優先です。
観閲式なんかで見るとみんなそれぞれの兵科色で行軍してます。
あのイメージは大切にしたい。残したいって思って、ムリをわかって装着してます。

いるる先生が「四号戦車と一緒に展示した一般SS」、あれも「わかりやすさ」だったんだろうなー。
ルールから逸脱する場合、それを「許してくれる人数の想像」が不可欠ですね。


平成29年2月5日たけちよ記