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多分1/35scale 三号M/Nのホトちゃん(44)・ハイムちゃん(45)・ヘルラインちゃん(46)
(すぎやんコンセプトモデル)
2014冬モデル
1/35scale sdkfz141/1三号M型 タミヤ製
【完成直後の撮影】
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左上ホト、右上ヘルライン、左下ハイム
【三号のすぎやんコンセプト】
使用する車両は本来僕が使う予定で用意していた三号戦車N型(50mmのM型も製作可能)
すぎやんから提示されたのは、個体の髪型と色のみ。
「成功トレース方式」のすぎやんは、二号グーデリアン、四号Dクライスト隊の成功を見て、そのライン(車体と服の色)にのせてきた。
ポーズの指定はなかった。
そもそも、すぎやんが2014冬のコンセプトに使用していたのは三号突撃砲B型(これも僕の在庫からw)
どーにも配置が平面的(二つのハッチにそのままのせるだけ)で二体の距離感があいてしまう。
二号ネーリングで勝利を収めていたすぎやんには「増員」の許可を与えているので、2でも3でもよかろうと「三号M/N」を譲ることにした。(アルニムで敗北してるYのっちは1のまま、増員は認められない)
三号を譲って三体の候補がでてきたので、僕の見た感じのまま勝手にのせる位置をきめた。
紺色ショートは地味なので置く(ローダー)
ピンクのへんな髪型は「自分かわいい」って印象を受けたので手前。(ガンナー)
黄色いロングはバカっぽいイメージなので、神輿は軽いほうがいいってな感じでセンター配置(コマンダー)
「そんなんでコンセプトっていえるのかよ」とあとでYのっちからクレームついたが・・・
監修モデルなんてうけつけてねーし!(リクエストしすぎだ)
こういっちゃなんだが、大事なのは「わかりやすさ」「それっぽく可愛ければいい」
最強の戦車である必要はどこにもないのである。
もしそうなら、僕は在庫のなかから「キングタイダー」を真っ先につかったハズ。
【グロスドイッチュラント師団】
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ドイツ国防軍におけるエリート師団。
「ベルリン衛兵連隊」が1939年に「グロスドイッチュラント歩兵連隊」と改名。
40年西方電撃戦に参戦、41年ユーゴスラビア戦、同年バルバロッサ作戦に参戦。
翌42年に東部戦線において補充を受け、「歩兵師団グロスドッチュラント」となる。
歩兵師団でも通常歩兵師団の「徒歩進軍」するのではなく車両を保有する自動車化歩兵師団であった。
名前上「歩兵師団」や「自動車化歩兵師団」というもので、実際は基本構成の二個歩兵連隊に、戦車大隊、突撃砲大隊、砲兵連隊まだ付与されている、この時点で装甲擲弾兵師団+突撃砲というゴージャスな師団であった。
初代師団長はグロスドイッチュラント連隊当時のヘルライン大佐が少将となって着任。
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【ブラウ作戦】
バルバロッサ作戦でのモスクワ攻略(タイフーン作戦)が失敗におわり、翌年夏季攻勢でロシア南方攻略で発動されたのが「ブラウ作戦」
「名前テキトーにつけてると思った」といわれることありますが、例えばこの「ホト・ハイム・ヘルライン」という組み合わせ、これはブラウ作戦時(11月)の、第四装甲軍指揮官ホト、その隷下の第48装甲軍団(指揮官:)ハイム、その隷下のGD師団(指揮官:ヘルライン)という構成です。
将軍名は車両や部隊から僕が割り当てます。コンセプトはあくまで車両と髪型やらイメージのみでいいのです。
この割り当てにしたのは、さすがにそれ以降だと南方でも冬季迷彩のほうがよくなってしまうのと、春になると全軍ダークイエロー指定があるのでこの組み合わせになります。(別に翌年春だからって全部塗り替える余裕もないかもしれないけど)
【バラ園ロケ】
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実はヘルラインだけ首が接着されず軸ウチのみです。
だからくるくる回ります。輸送用の箱から出したとき、あらぬ方向向いてて、すぎやんに「エクソシストだよこれ」とかって言われます。ただ、こうやって撮影するとき、目線変えられるので便利です。(上の写真は外向き、下のは内向き)) |
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好みもありますが、開発に時間かけて丁寧につくった三号/四号は見た感じがバランス的にいいと思う。特に三号。
開戦前の思想で足りなくなって改修がずっとつづく三号、四号。それだけ設計に幅があったのでしょう。三号はターレットの限界で落伍したけどw
ただ、三号の増加装甲はモデラーとしてはたまらないものがあります。リベットやボルトでとめられた増加装甲は、そこに雨だれ、すす汚れといった時間経過(歴史)を刻むことができます。パンサーみたいな砲塔正面がカマボコではそういうことが表現しづらいです。
あとSDC、これも当時の戦車としてはドイツ戦車の特徴だと僕は思います。
実用性とかそういうことではなくアイデンティティです。日本軍は両側だしマフラー、74は赤外線ユニット、そういったものと同じで、それがないとマゲのないお侍さんみたいな感じがしちゃいます。
思えば昔から三号とか三凸とか四号好きでしたね。
タミヤで1/35最初に買ったのは三凸Gのリモコンモデルでした。
ニットーの1/76シリーズもやっぱり三凸や三号、四号買ってました。シャーマンとかパンサーってあの当時まったく好きになれなかったです。子供ながらに「こんなのっぺりしたモノに同じ金額払えるか!」って思ってたのでしょうかね?
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くるくるまわるヘルラインの頭部。
それはさておき、Yのっちがパンサーに自信を持つように、僕には三号に自信があった。あったけど三凸をうまく使えないすぎやんに譲ってやったぜその権利。
とはいえ、勝負は水物、予想したってその通りになる保証はない。
14wモデルが全部できあがって、比較した僕は「これ三体セットだから金額的にキツイな」「パンサーG」とびり争いになるかもと思ったくらいです。(いや、そんな意味ではタイガーが別格のビリ)
コンポーネントのトータル価格は重要要素です。「三体つかっていいよ」って派手に見えるメリットと、金額が上がってしまうデメリットが同居するのです。
正直、「作るのが簡単」で、「単品」で、しかも「安い車体」のビットリッヒ(ぴかぱん)が一番でるだろうと思ってた次第です。
【三倍返しだ!】
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コンセプトモデルが初の首位(14w)
無印のたけちよモデルの敗北。(ぷぷぷ)
「ぱんさーこそ戦車のなかの戦車、そのなかでも最高のG」に対し
三倍の販売数。
Gは単品なので、体数でいうと九倍。
誰も知らないラストシーンが待っていた・・・
すぎやん圧勝。
改めて思った「三号譲って正解」だったのかもしれない。
当日の反省会を含め、三食「ただごはん」にありついたすぎやん。
こいつ、、、負けないなと改めておもった。
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平成29年2月12日たけちよ記 |
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