1/35scale フェルスターちゃん(065)
1/35scale 二号戦車F/Gを作ったときいつも余らせてしまう、MG34と弾薬箱 タミヤ製

2014夏モデルです。

タミヤの二号戦車F/Gを作るといつも、歩兵のランナー2枚を捨ててるのです。
そういえば、お客さんのなかで「立ってるダケの歩兵が欲しい」という御意見があったなーと思い出す。それと別の方で「タミヤの別売り水シールの戦車兵だけ減って困ります」というご意見も。
ともに連隊長と呼ばれる総動員されるお客さんです。

そりゃ戦車兵のシールだけ減るよね。あと、いいかげん歩兵もほしくなるよね。
Yのっちは75mm砲にあう兵隊が欲しいと言ってSSデサントを去年だか買っていった。

要は、りざあ堂(僕)の構成は「車体を台座として利用する」につきる。

そうすると、自動車化歩兵か装甲擲弾兵、もしくは将校に限られてしまう。
つまり「純然たる歩兵」というものは出番がない。デサントさせれば別だが、それは純粋な歩兵ではない。



【多分これが一番よく撮れた】

実はコレ失敗。しかも一枚しか撮影してない。
どこが失敗って、弾薬箱が横むいちゃってる。
小学生の頃の書道箱思い出した。学校帰りに書道箱を手に持って思った。
「このぶら下がってる部分が横になるように持ったらどうなるんだろう?」ってね。

すげぇ重く感じた。しかも握力を使う。



これは一番うえから二枚が、完成直後なのに対し、「書道箱」からここまでの三枚はバラ園で撮影してます。
結構時間経過してとったと思います。というのも、年数がたつと、シールが浮いてきたりするのです。
おっと!と思ったときに浮いたシールをデザインナイフの先端でつついて、マークソフターをちょっとつけて、綿棒で押して戻します。
それやったあとでしたから、初回撮影から時間経過してます。


総動員(新作全部)かける連隊長方の為につくったモデルがフェルスターちゃんだったのですが、意外と、、、予想外にでてたりするのです。ですので、この文章を書いてる直後のWF2017夏にフェルスターちゃんの販売はありません。

KWペア(グーデリアン&バイエルライン)もそうでしたが、それほど需要なかろう、脇役だ!と割り切ってつくってるのです。
そういうモデルがでると「あれ?どして??」となります。



【ヤバイいぞ】
正直このフェルスター完成させるヤツはやばい。
たぬきさんの作ったフェルスターは釣竿とバケツを持っていた。あれは、今までたぬきさんが僕の35シリーズを作ったなかで一番うまくできていた。メッシュがいいかどうかは別として僕のよりかわいかったwww

ちょーやべー。

僕のもシールが浮いてどうにもならなくなったので頭部を塗り直し、それがこれ。初回よりはかわいくなってる。
まゆが下がった分ややマヌケっぽい。


【そして二人目】
たぬきさんに続いてフェルスターを完成させたお客さんが2017冬のWFで完成したものを会場まで持ってきて見せてくれました。
マスター品そっくりにつくろうとした感があります。
ただ、初回に僕が作ったものだと完全に負けていた。そう感じた。

その時これは完成してましたので「コレなら戦える!」と思った次第です。
フェルスターだけを単品で買っていく方がいるのです。

僕にしてみれば、そいつは脇役、いってみればカレーの福神漬けにすぎない。
同じ値段でもグーデリアンやヘルラインといった、二号F/Gの余る部品じゃなく本体適合のほうがいいんじゃない?と思ってしまう。

僕の心が貧しいのか「同じ値段なら二号にしようよ」って言いたい。
「フェルスターちゃん」とオーダーもらと、毎回ココロのなかで「え?」って思ってしまう。

福神漬けが独立して成立するんだと改めて思うのです。


平成29年7月28日たけちよ記