1/35scale ロコソフスキーちゃん(106)、ラジエフスキーちゃん(107)、チュイコフちゃん(108)、バトフちゃん(109)、ルチンスキーちゃん(110) 造型りざあ堂製
2016年冬モデル

1/35scale T34/85(タミヤ製)

ロケ地:近所の公園(川崎市)とバラ苑(川崎市)とひまわり畑(川崎市)と森林公園(川崎市)


一番最初にひまわり畑の写真をもってきましたが、これは2018年の夏に撮影したものです。
森林公園の写真とあわせて、最後に撮影したものになります。



【一番最初に撮影した屋内】
塗料瓶、マークソフター、100円ショップで三個100円の瞬間接着剤でだいたいの大きさは把握できると思います。

やっぱり1/35です。
こういやって改めて見て、とても小さいです。



ただ、こういう風↓に撮影すると1/35というスケール感を失ってしまいます。
凝縮感と別に「わらわら感」というのが僕がフィギュアを作るテーマとしてあります。
ただ、量産品には向かない考え方です。それはどっちかを諦めるしかない、スカスカで安く済ますか、わらわらで高くなるか。

このT34/85のコンポーネントは「わらわら」です。それを理解して、欲しいと思った方々に用意したもので、万人受けするものではないです。


【近所の公園】

2016冬WFの直前に撮影したものです。
日中に撮影してますが、冬の低い陽射しは波長としては青いです。
肌の色は発色してますが、背景はやっぱり寒さを残した色になります。
イベントであまり見れない後ろ側。
りざあ堂が供給するコンポーネントはフィギュア5体のみです。
小火器・装備品の類はキットに含まれておりません。従って、リュックや水筒といった個人装備品は市販品を別途お求めいただく必要がございます。

この見本はロシア軍の歩兵セットの装備品を使用してます。
装備品は含まれませんが、リュックのストラップは人形にモールドされてますので、市販品をポンづけできます。

原型作る上で「クソめんどくせぇ」と思ってしまうのがロシア戦車兵の三本モヒカン帽。
なんだよ!こんな面倒なの被るなよ、ドイツ軍みたいにスッキリスマートにいけよとかって思ってしまう。
でも、止まってる戦車にのるわけででなく動く戦車に乗る。そこかしこにアタマぶつけること考えたらロシア軍のモヒカン帽はとても合理的だと思う。車両にレ無線機つんでるかはともかく、それらをヘッドセット内装できるこのかぶりものはとても合理的だと改めて思う。
あごどめもないドイツ軍の帽子、それにヘッドセットを装着してると、なんかとっても不便だし危なそうに思える。



【保険車両】



【2017年春のバラ苑】
タイプミスではなく、2017年春に撮影です。
16年冬に続く春に撮影すればよさそうなものですが、まぁなんか都合あったり、次のモデル作ってたりして、なかなか撮影もままなりません。
ネイチャーフォトか?と思うことしばしば。
セットして人がいなくなるのをじっと待つ。ひたすら待つ。
誰も背景にいなくなる瞬間が最高のシャッターチャンス。
あまりにもその時間がかかると、チャンスがめぐってきた時に「どんなフレームワークだっけ?」と忘れることしばしば。

【休火山が火をふくが如し】
ちゃぁんすっ♪
となったら、アトランタ級のように発砲(レリーズ)しまくり。
そういや、弾丸を放つ時は英語で「ファイアー」って言いますが、矢を放つ際は「ルーズ」って言うんですよね。
洋画を吹き替えなしでみてて気づいた。
撃鉄で雷管をこづいて発火させるファイアー、そもそも火縄銃はもろに火で火薬に着火させるのだからファイアー。
弓矢は火を使わない。矢を弓から放つ、つるを緩めて矢を放つ。なるほどそれならルーズだ。ああ、納得、勝手になっとく。

多分、この写真の砲塔の矢印みててそんなこと浮かんだのでしょう。
ちなみにこの矢印シールはタミヤのキット同梱のシールです。
しかも、昔のキットだから青い台紙のシールではなく白い台紙のもの。
別に僕はカルトグラフ礼賛主義者ではありません。むしろ白い台紙のシールのほうが、シール自体が薄くてイイとすら思ってます。
カルトグラフはあつぼったい。貼ったあとの透明部分みてるとそう思ってしまう。
この台紙が白いシールは貼ったあとの透明部分の存在を感じさせない。
しかも、砲塔に追加の継ぎ目た、ラッカーパテで表面ざらつき加え鋳造感くわえたので表面ぼこぼこ。でも浮くこともなく貼れる、古い薄いシール。
経年劣化で割れがはいってたりするのは困るけど、保管がよければ、僕は古いシールのキットで何も問題ない。
むしろソッチがいい。

と、そんなことばかり言ってるから模型市場全体への貢献は僕には期待できない。
紙やすりをはさむバインダーみたいなのを見ると、、、
「そんなもんCDRのウラに接着剤で紙やすりくっつければいい」と平気で言ってしまう。
だってさー、オングストロームって単位でできてるのよ光学ディスクの面の精度って。百円ショップのひしゃく作ってるようなものを成型する機械の精度が違うんですから。

海外のソレっぽい塗料も使うことはないです。
ベビーパウダーに塗料まぜれば泥は作れる。エナメル塗料と溶剤にまぜてほこりみたいなものまで作れる。つけすぎたと思ったらエナメル溶剤を綿棒につけてふき取れば、不要部分は簡単に落とせる。これでいいやと思ったところでコートすればいい。
見本は何度もの搬送に耐える必要があるので、あまり厚くは塗布できないし、ま、キャタピラまわりも剥がれおちたらそれはソレ。
戦車のキャタピラだって、泥がパカっと落ちたりするんですし。泥の塗布前に下をちゃんと塗装しとけばあまり問題なし。
あ、ただこの方法は元の粉が白いので、溶剤が乾いたときにかなり明るくなります。ですのでイメージする色より、濃く暗くまぜないとダメです。

【2018年夏のひまわり畑】 〜WF2018夏のあと〜
さらに一年以上が経過しての撮影です。
万単位のひまわりが咲き誇る、川崎市は麻生区早野のひまわり畑。(簡単にいうと桐蔭高校のそば)
座間のひまわり畑みたいに知れ渡ってしまうと、撮影には不向きですw
それは、ほら、ひとがいない瞬間を狙うネイチャーフォトカメラマンですからw

砲塔に手をついてよじのぼりポーズしてるコの首が大分下に傾斜してます。
時間によるというより、イエサブさまでの展示のための往復は輸送業者によるもので、度重なるイベント往復よりも衝撃がおおくなります。
立ちポーズのコは取り外しなので、よじのぼりのコが一番高さがあるので、上下運動の頂点の衝撃はこのコの頭頂部にすべてかかって、僅か1mm程度の真鍮線に運動エネルギーがつたわってそこが曲がってしまいます。


それはさておき、撮影時広角側でグイっと被写体に近づけると背景(奥)のひまわりはちっちゃく写ります。それと前後の奥行き効果があるので、砲身も長く見えます。これを望遠で撮影してしまうと、砲身は細く、短く、背景のひまわりは大きく写ってしまいます。

描写性はともかく、コンパクトカメラやスマホ・携帯でもこれに近い状況に写ります。


【森林公園で撮影】
もはや、ついでに撮影。そうそう撮影アングルありません。
ひまわり畑の帰り道に森林公園に寄って撮影したものです。
首の傾きに気づいて治してますが、工具がないので僅かに戻った程度です。


最後になりましたが、
これ「第1白ロシア方面軍」って名前つけてます、このT34/85にのってる5人の女の子達の名前、ロコソフスキー、ラジエフスキー、チュイコフ、バトフ、
ルチンスキーはバグラチオン作戦時に「First White Russian」に配備された部隊の将軍達の名前です。

ここに「ポポフ」があってもよかろう?と思われる方もおいででしょう。
それはですねー、すぎやんがGAZ67Bフィールドカーでポポフちゃんって名前使おうとしてたので、あけたのです。
「ぽぽふ?なんか可愛い響きだ、それ確保」ってなったのです。
ただ、結果からいうとすぎやんは、GAZ67Bを使わなかった。

あれま。


平成31年1月18日たけちよ記