【習志野シスターズ】
1/35scale 習志野アーチャー(129)、習志野セイバー(130)、習志野ランサー(131)すぎやんコンセプトモデル りざあ堂製2017冬モデル
1/35scale 高機動車 ファインモールド製

ロケ地:近所の公園と道路とバラ苑(川崎市)、伊豆市修善寺「虹の郷」、函南町「観音滝」、沼津市「浮島ひまわりらんど」、あとどっか。



これは撮影2017年2月、WF直前での撮影です。(近所の公園)
作ってみたら思っていたよりカッコよかった〜。
でも、最初は作るのイヤでしたね。
夏の日だったと思う。ファミレスで提案された高機動車。
「えーーー?トラックだよ、高性能とはいえ兵員輸送トラック、しかも自衛隊の・・・そんなモデル売れんのかよー?」そんなことを言った記憶があります。
これをYのっちとすぎやんが揃って言う。
どうも納得がいかねぇw


【高機動車取り合い?】
Yのっちとすぎやんどっちが先に提案したかが、のち問題になった。
同じ席でどっちだったかというのはそれほど重要ではない。言った者勝ちなんてルールはない、ましてや同じ場。問題にもならない。
後日、双方のコンセプトを聞いてみた。
・Yのっち案:ホロはなしでルーフバーは残し、前席二人、ルーフバーの後ろに立って腕くんで肘をかけてるというもの。
・すぎやん案:輸送ヘリから出てくる高機動車の写真が何枚かそえられてた。ウインドは倒し、ルーフバーはなし、ドアもなし。牛丼を食べているという条件。前席二人、後部座席助手席すぐうしろ一人というもの。

ルーフバーの高さをまず理解できているかが争点。ひじをかけられるような高さなのか?
ドアがそのまま残る。ここは問題。ウインド倒しても横をのこしたらかっこ悪い。斜め前から撮ったら場合によってドアにケラれる。
ドアもルーフバーも撤去されてるすぎやん案が適正。
配置について、撮影時の被写界深度が問題。バーより後ろに立たれても、後部座席一番前でも被写界深度がよろしくない。ここはふたりとも問題。
この段階ですぎやんが優位、写真を添えてきた点と「牛丼」というものに加点した。

簡単にいうと、習志野空挺という言葉こそなかったものの、空挺仕様でシチュエーションも判りやすい。
その場で何か言うだけではなく、その後も考えたすぎやんの勝利と判定。


でもね、所詮自衛隊のトラックよ。かっこいいけどトラックよ。74に100%負ける。


【いただきますのポーズ】
牛丼あるだけじゃ、「めんどくせぇ」ってことで「別の食べ物にして」と戻しました。
「いただきますのポーズ」というのがあった。
これは大事です。「これから食べるのです」という主張がとても強い。そこが良かった。
ちょっと話はかわりますが、撮影してて気付いたこと「ファインモールドのクリアパーツの透明度と精度の高さ」
透過率はやっぱりプラスチックだなってのがわかりますが、ドンブリだけでなく女の子の顔が映りこむ面精度。これには驚かされた。

こりゃ多くのモデラーから支持されるわけだわ。納得。

それと成型樹脂。タミヤの接着しやすく硬質のものと違います。接着はタミヤのほうがいいです。ただ、薄くても割れない、細くても折れない。しなりに耐える樹脂。度重なる輸送でミラー軸が一度も折れなかった。タミヤのは簡単に折れてどこかに飛んでいきますw



【牛丼ってどう再現するんじゃワレェ】
自分でこの解決方法をすでにもっていて、すぎやんに質問しました。
成型できるサイズではありません?さぁどう回答するか?すぎやんはいろんなものを試しました。
用意してある答えにいきつくか?それとも牛丼やめてカツ丼に走るか。
コンセプトモデルはずっと試され続けます。僕の答えかそれ以上の答えにいきつくまで考える飛鳥があります。

最初のコンセプト差も重要ですが、、次の問題が発生した際にその答えがだせる能力があるかも最初に計ってます。
すぎやんは、タバコの葉っぱを木工ボンドで固めた写真をおくってきました。充分です。

紅しょうがは糸をほぐしました。

どこまでも精度を求める必要はありませんが、最初に思い描いた重要な要素だけは「どう再現する?表現する?」という事は問われます。

【横向き座り】

これは勝手に変更してます。そもそも高機動車はワイドボディ。前座席は離れすぎてます。真ん中あくのはどうかと思うけど、それ以前に単調に同じ方向向いてすわるというのはとてもつまらない。昭和のキューベルワーゲンみたいなセンスになってしまう。

必要なのか三人目。それとだだっ広い後部どう埋めるのさ?
すぎやんは空挺バイクをポップカラーで塗装したものを積むという提案をしてきました。
シティとモトコンポみたいなイメージだったのでしょう。
「必要なのか三人目?」これはすぎやんも最後に答えだしてます。(のちほど)

個人的には無反動砲装備型の73式小型トラックが使いたかった。
ただ、人の配置が難しいんですよ。砲があるので、運転席と助手席がさえぎられてしまう。撮影しにくくなるのです。
凝縮感がとってもいいんです。

高機動車は兵員輸送トラックなので大きい。大きさとしては二号戦車より大きい程度なのですが、ワイドボディで後部も広い。
この広さをどう使うかとても悩ましいところです。
後部にコタツでも積んで、三人とかでコタツはいってたほうがいいんじゃないか?って広さです。

【ROSE GARDEN】

これは撮影2017年5月、バラ苑で撮影してます。
こんなに寄ってしまうと被写界深度が合いません。同じような写真ですが、一枚目は黒髪一人に、二枚目は水色と黄色にあわせて撮影してす。


これで僕の撮影は終了します。
ここからはすぎやんの撮影になります。

【桜の園】
2018年四月はじめ、伊豆修善寺「虹の郷」で撮影
お花見牛丼娘。ピクニック気分ですね。

【これどこ?】
2018年五月半ば、どっかで撮影

これが金髪抜きの答え。
すぎやんも「いらねぇんじゃねぇか?」となった。
なくてもいいけど、真ん中があいてしまうし、色が不足する。撮ってみて「やっぱ必要なんじゃねぇか?」ってのが共通の答えでした。


【函南町観音滝】
2018年6月始めに撮影です。

陽射しが強い季節の到来。逆光にはならい滝の位置、右側面からくる強いトップライト。この位置だとレフききません。
よく撮ったなぁ。


【ひまわり畑】

沼津市「浮島ひまわりらんど」で2018年7月半ば撮影。

掲載四回ですが、実際はもっと撮影にでかけてると思います。
結構ロケいってくれたと思います。
ただ、ちょっと不思議なのは二月に近所の公園で僕が撮影したのより、肌色の発色が悪い印象受けます。
そうはいっても、車体が大きいので集光も簡単じゃないです。
ちょっとづつ良くなっていけばいいかなって。
それよりも、どんなとこで、いつ撮ると良く写るか、経験して、今後にいかしていけばいいと思います。


初回のゴチバトル。
親衛隊のくろがねとコレ同数(セット)でした。
戦う相手がわるかったWILLYS MBに負けてしまった。

ほらね、自衛隊のトラックだから、取り合うほどのことじゃないんだよ。
まぁ、僕としては、高機動車もくろがね四起もつくってておもしろかったのでOKです。

令和2年2月8日たけちよ記