これはタミヤ製1/35「T-34/85」です。
たけぽん指示に従いワンデイで製作
「なんとはじめてのプラモ製作」

こんにちは、すぎやんです。表題をご覧いただくとわかると思いますが、実は私はプラモって作った事がありません。
小学生の頃、扇風機のやつは作りましたが、たけぽんやほっすぅいに言わせると、あれは「カウント外!」なのだそうです。
私は塗装してプラモを完成させるよりも、電池でまず動くものに当時は関心がありましたから仕方ありませんね。
肝心の扇風機はと言うと、やっぱり本物に性能では勝てるわけもなく、しばらく遊んだ後は、学習机の上で寂しく置物となっておりましたので、さすがにその後、エアコンのプラモには手を出しませんでした。
近年に関しても、模型屋に行った場合はフィギュアの方は良く見ますが、プラモはあまり見ていません。
この造型りざあ堂は不思議な集まりで、私以外なぜかミリタリーが好きで詳しい人が多く、気が付くと、打ち合わせの際も会話の流れがいつもそっちの方に行っているような気がします。時として私が全然わからない話になることがあり、それはそれで別に構わないのですが、まぁそんな中におりましたので、「ワンデイならプラモでも試しに作ってみるか」と思い立ち、今回のT34が初めて完成させたプラモという事になりました。


まず、フィギュアとは違って、パーツ洗い置きやヤスリかけが殆んど要らないのは非常に楽ですね。私にとって表面処理は「エリア88」にぶち込まれて来る日も来る日も地獄を彷徨う様な気分になり、ひたすら締め切りを呪いながらカレンダーに×を付け、フィギュアを磨く日々が続き......(表面処理が好きな人ごめんなさいね)。
たけぽんが提唱する、「ワンデイ模型道」は、正にプラモだから出来るのでしょう。フィギュアだとそう簡単にはいかないしなぁ〜
まず初めに、鋳造感を出すために、溶きパテを筆でパフパフ車体に突っついて塗り、乾いた後ベースを塗り、その後ダクトやエッジのくすみ部分なんかをブラシでがんがん塗っていくと、あ、なんだ?出来ちゃったぞ?という感じで、確かにワンデイで完成させてしまいました。作り方のアドバイスをくれた、たけぽんに感謝!
ミリタリーに関しては、私は全く詳しくないので、どういう戦車が良くてどれが悪いのかわかりません。車体を選ぶときも、砲が長い方が格好いいかな?と思い、適当に選びました。
戦車を極めている方々からすれば、「なんか違うぞ!」っというようなお叱りを受けるかもしれませんが、本人としてはさくさく楽しく出来ましたので、とりあえずは、楽しければまぁそれで良しと考えています。
戦車づくりと女の子フィギュアが大きく違うと思った点は、「汚す塗装」をする事でしょうか。野山を駈けずり回って戦う戦車は汚れているというのがリアリティなのでしょうね。
では志向を変え、野山を駆け回るちょっと汚れた女の子(?)と戦車という図式はあるのか?
思いつくものとしては安彦良和の「巨神ゴーグ」のドリスウェイブ(14歳)ですね。アーミーグリーンの服(スカートはミニ)を着て、船長達と島を戦車で移動していた様な感じだったかな。戦車は何だったのかわかりません。戦闘の修羅場の後は、服も顔も汚れていたような気もします。もしこのドリスフィギュアを戦車と一緒に作ったら、スケール合わせが大変。女の子を1/35で作ってもたぶん可愛く出来ないだろうし、戦車を1/6とか1/8で作るわけにもいかない(だいたいどこに置くんだろう?)
という事で、戦車と女の子の組み合わせは考えるのは止めたほうがよさそうです。
ちなみに「陸上防衛隊まおちゃん」は、劇中にまおちゃんがほとんど汚れる戦闘をしないからだめなのも理由ですが、それ以上に、ちっこい小学生&タイガーTの組み合わせだから更にスケール差が大きくなり、やばい感じです。
アニメの段階でとどめておいた方が良いものってありますね〜。
以上、すぎやんの「なんとはじめてのプラモ製作」でした。
平成16年2月2日すぎやん記