これはドラゴン製1/144「四号D型」です。
キット製作期間とベースでまる1日です。


新宿イエサブで1/144のドラゴンキットを発見。いっぱい商品はあるんですが、何度みても4号D型とプラガのセットがみつからない。
タイガーTは食玩ででてる訳であって欲しくない。しかもマウスとのセット。こんなのは却下。ストームタイガーはちょっとぐらつきましたが、サルベージ戦車なんてものも欲しくなかったりするので却下。みんな考えることはいっしょなのでしょうか・・・・売れるモノが売れるべくして完売状態。
       
ドイツ戦車を作る時、三色迷彩とジャーマングレイどちらがいいかといえば、ジャーマングレイです。
迷彩車両は制空権を失って逃げ隠れしてるような感じがするんでいまいち好きになれない。ポーランド、フランス、ロシアと進撃していくドイツ軍。そっちの方がカッコイイ。それとは別に黒っぽい灰色ってなんか迫力あるんですよね。重さ何トンとか関係なく重量感アリアリ。同じ戦車でもダークイエローだと軽いんですよね。重厚感が欲しいなぁ。ベンハーにでてくる馬にひっぱられてるアレが戦車かといわれると・・・・・「アレは馬車」
密集歩兵(重装歩兵)の方がよっぽど「戦車」らしい。盾をかかげ、弓矢の攻撃をものともせずひたすら前進していく姿、これぞ最初の戦車。
しかしジャーマングレイ塗装していい戦車が限られるのはとても悲しいなぁ。タミヤでいうと二号、三号、四号D、タイガーT。三突もありか・・・いかんせん少ない。でもそんなかだと三号が一番いいなぁ。今月のアーマーモデリングの表2広告「第10戦車師団」「モスクワ防衛線」「バルバロッサのプレリュード」「ハリコフ攻防戦」なんか全部欲しくなっちゃうじゃないですか・・・
そんな訳で戦車の定義に「存在することによって相手を圧倒する」という事があってもいい様な気がします。キャタピラとか装甲とか砲も必要なんですが、恐怖の対象たる戦車には色も重要です。
だけど口や目を描く軍隊は馬鹿です。相手を笑い死にさせる気なんでしょうか?どこの国とは申しませんが元帥を名乗るコーンパイプくわえたおっさんのいる国です。
しかし1/144というのは小さいです。ダイソーで買ったコースターがそのまんまじおらまベースにできるんですから。
先日ワンフェスで会場直前に1/285という戦車みたときに結構感動しました。このベースに四台いけるんですよね。
今月のアーマーモデリングの記事で「満点ではなくても多くの人が80点とれるのっていいと思いませんか?」っていい事かいてましたねぇ。プラモデルのいいところって誰でもほぼ同じカタチになることですよね。僕はせっかちなんで半年かけて模型をつくるなんてことはありません。でもコピックで塗装することはないですね。筆とブラシで塗装しますね。ちなみにこの四号はアクリル塗料筆塗りでエナメル黒を薄く溶いてシメてます。コピックじゃなくてもタミヤのエナメルマーカーとかマッキーで十分でしょ?
僕が高校生だった頃は墨汁かけて拭いたり、鉛筆の芯削ってまぶしたりしましたよ。キャタピラのタルミ表現するために糸はったり、車体に小さい釘さしたり。道具やディテールアップパーツがなかった頃なんで、自分でちくちくいろいろやりましたねぇ。そんでもタミヤからジオラマスプレーがでた時はとてもうれしかった。
なんか話がソレちゃいましたね。もうどこに話戻していいかわからないので・・・・・
親亀の頭に孫亀乗せてみました。1/35KVTにどっこいしょ。
小亀(1/76)と比較するとこんな感じです。
やっぱりちいさいなぁ。
「まけないぞぉ!」といわんばかりにKVTに挑んでみる・・・・その姿は車輪どめ。戦車にそんなものはいらんでしょうがね。
次は1/35つくろっと!1/144作ってアタマおかしくなっちゃったかもしれません。僕にはこんな小さいの無理です。
戦車大国ドイツ、ロシアばっかりつくったんで次はアメちゃんの戦車にしよっかなぁ。腰高で、脆弱なキャタ幅、街中で遮断機の向こうをゴトンゴトンと走り抜けていく車両のようなサスペンション構造。ああ情けないぞアメちゃん戦車。

平成16年3月15日記