これはタミヤ製1/35「M3LEE」です。
キット製作期間は2日位です。
フィギュアの原型製作の合間につくってたのでかかった日数はよくわからんです。
今思えば、原型の合間だったのか、戦車の合間に原型つくってたのかよくわからんトコもありました。
真剣にワンデイで仕上げようと思えばなんとかなったのかもしれませんが、いかんせん米軍戦車・・・気合がはいりません。
どれくらい気合が入らないかっていうと。うちには「オリーブドラブ」という塗料はありません。
制服さくらで使用した「ネービーブルー」「デイトナグリーン」「ウッドブラウン」それと白・黒を調合して色をつくってます。基本色(オリーブドラブ?)と明るいのと暗いので車体は三色つかってます。1/35は車体塗装で三色で塗ってます。
パーツを全部くっつけてから、タミヤパテで表面にザラつきをもたせ、シャドウ部分をまず筆で塗装し、ブラシで基本色、ハイライトと塗装しました。仕上がっておもったんですが、なんか米軍ぽくない仕上がりになってしまったかも・・・やっぱりジャーマングレイの戦車がいいなぁ。写真は明るめにしてあります。トリニトロンのモニターで見ると以前のphotoXXは暗いらしいんです。ソニーの液晶でみるとちょうどイイ明るさにしてたんですが、そんなクレームもあって、前回と今回は写真明るめにしてあります。(おかげでこのモニターで見ると白っぽくなってしまう)
今回うまく塗装できてるかどうかは自分ではよくわかりません。でも・・・コピックとかガンダムマーカーなるものは一切使用しておりません
色調を整える為に全体にエナメル塗料フラットブラックを薄く塗装し、リベットやエッジはダークイエローとエンピツの芯を削って処理してます。
コピックつかえば飲みながらでもできるなんて・・・・それが模型のスタイルなのでしょうか?例えば書道で「筆ペン」つかえば飲みながらできる。そんなのアリなのでしょうか?「書初め」を筆ペンで書くか?ラクして酒のみながらやるようなコトなのだろうか?年賀状で筆ペンやプリンタといった道具にたよるのは納得します。名刺交換と年賀状は日本人の慣習であり、義務であるから・・・・しかし、模型は義務じゃありません。プラモデルは色さえ塗らなきゃ子供でも大人でもほぼ同じ形に仕上がるようにできてます。技量や経験の差は塗装でしょう?まぁ、一杯やりたきゃ、完成させてからにしましょう。完成品をながめながらニンマリして、「次はココ直そう」とか思いながら飲むのではいかんのでしょうか?ちなみに僕は「戦車」と「原型」と「サンプル」が完成すると近所のキャバキャバに突撃します(俗物)。
さてこのM3リー、僕に言わせるとビスというかリベットが車体全面にうたれてて素敵です。ぷるん、ぼよん感はシャーマンと似たり寄ったりなんですが、スチュアートと同じでブリキ板にビスビスビスビス。中学生の頃「技術」の時間でつくったチリトリ思い出します。そんな訳で強そうには見えないけどハリボテっぽいけど「オレはオレなりに頑張っているんだぁ」って伝わってきます。
ごんざえもんに1/35の戦車を選ばせるとこのリ−が好きらしい。キワモノであるこのデザインがウケるのだろう。ただ忘れてはならないのが彼の
「お得魂」。車体に75mm砲を装備し、砲塔に37mm砲を装備。そして砲塔の上に機銃つき旋回ハッチ。その笑える勇士は親亀、小亀、孫亀状態。一台の戦車にこれだけのお得感をつめこんだ戦車を目の前にするとお得ファイターとしての彼の魂は過剰反応を示すは必須。タミヤのキットで考えた場合、四号Dと二号をいっしょに買う金額の半分ですむ。
すぎやんに言わせると「コレはどっかの天文台みたいでかっこ悪い」でかたづけられてしまう。かれは砲身の長い戦車が好きらしい。さて戦車模型も大分たまったんでここらへんで在庫放出。そーたん(やのっち)のお部屋にキットは大分なげこんで処分できた。このコーナーで以前紹介した戦車完成品を無償でさしあげます。プレゼント企画やってますんで応募してください。
1/76キングタイガーは棚から落っことして、砲身折れるは、転輪とぶはで捨てちゃいました。あと対象になるのは僕とすぎやんがつくった戦車に限らせていただきます。つくってない分あげてもいいんですが(今売ってないタミヤ商品とかね)、模型も戦車も理解せぬ転バイヤー達がもってくとハラたつんで・・・・・・・・・・ん〜キットプレゼントは今後のお楽しみにしましょう。
平成16年3月19日記