これはバンダイ製1/550「ミディア輸送機」です。

「ケロロ軍曹」はなにげに影響力大。ガンプラ買ってしまいました。
ガンプラ作るなら何つくる?って「りざあ堂」メンバーの話題にあがった時、ほっすぅいとすぎやんは「ボール」と回答しました。僕が「マゼラアタック」と言うと、ほっすぅいは思いっきりイヤな顔してました。
「戦車つくるならフィギュアつくれよ」って感じでしたね。

マゼラアタックは在庫切れのようでなかったみたいです。ちなみにこの「ミディア」はすぎやんに買ってきてもらったものです。秋葉原まで出向いてボールを探し求めたすぎやんは、店員に「現在生産されてません」といわれ、何故だか「グワジン」を買ったそうです。
買ってきてもらった、箱を眺めていて、ふと「何故、黄色?」と誰も疑問に思わないのだろうか?
そんな訳でいろいろ考えてみました。
砂漠地帯なら確かに黄色でもありでしょう。もしコレがヨーロッパの戦場で、輸送任務につくとしたら、脆弱な輸送機にバレバレな黄色はないだろうと思い、こんな色に塗装してみました。


久しぶりに飛行機つくったら、とんでもなくめんどくさかったです。
表面をコンパウンドでならし、下地塗装。そんでまたコンパウンド・・・・とにかく光沢感だすためにひたすらコンパウンドでした。戦車なんかマスキングなしで最初から最後まで塗装しちゃうんですが、飛行機はそうもいかず、マスキングゾルとテープのお世話になりました。
「モデラーのなかで飛行機モデラーが一番うまいんだ」と子供の頃かよっていた模型屋の店主によくいわれました。
今になって少しだけわかった気がします。その頃その模型屋によくきている「ベルーガおじさん」と呼ばれる、自衛隊あがりの人が飛行機ばっかり買っていたんですが、「店主にベルーガおじさんは?」と聞くと「アレはダメだ・・・・完成させないのはモデラーじゃないんだ、アノ人はうんちくだけになっている」と説明してくれました。
普通の押入れ(たたみ一枚分)を飛行機の未完成品キットでいっぱいにしている彼は立派なコレクターであるが、完成品はだれもみたことがない。その模型屋でひらかれた飛行機のコンテストに、うっすうら灰色が塗られ、尾翼もキャノピーもついていない「F14トムキャット」をみたのが一番完成品に近いもの(仕掛在庫?)です。

作ってる途中でおもったんですが、こんな迷彩塗装にするんじゃなかったと思いました。黄色一色が格段にラクだったと反省。オカゲでオマケのドムを作る気力が完全に消失しました。
捨てるには忍びないドム三体。このオマケが欲しくてイヤイヤ「ミディア」買った少年もいたであろうに。思いおこせば若かりし頃、「ガウ」を買った際に僕はオマケのザクとズゴックが欲しかった、それで欲しくもない「ガウ」を買いました。少年の日の自分を思い出して、このドムを捨てる踏ん切りがつかない。
第二段プレゼントは「ほっすぅい」でしたが、第三弾は僕からこの「ドム」なんてどうだろう・・・
ウチのキット買った人とは言わずに誰でも「可」でね。ワンフェス渡しとかでね。
もしだれも応募してこなかったら、ウチのキットに忍び込ませて「おめでとう!あたりです」なんてやってしまおう。
もし苦情でたら・・・・それはランナーの一部でパーツではありませんとか逃げちゃおっと。
平成16年6月12日記