

これはタミヤ製1/35キット「二号戦車」です。キット製作期間は1日です。なんやかんやと部屋の中で増殖を繰り広げるキットたち。無論自己増殖ではない、すなわち「僕が無駄に買ってくるだけ」だったりする。「無駄」の定義はとても難しいが、模型として箱にはいったまま作られることなく放置されてる状態は「無駄」と定義することが出来ると思う。冷蔵庫の隅っこにずっとおいてある「プロセスチーズ」なんてテーマ意外と面白い。買う時は様々な理由があったはず、「帰って食べる」「明日食べる」とかいろんな理由があった。でもなんでか冷蔵庫で眠ってる。いつか夜中におなか空いた時食べるからという理由で冷蔵庫のほんの一角を「占有」することを許してる。でも、部屋にあるのとコンビニ・スーパーにあるのは距離の差・時間の差に過ぎずストックすることにどれだけの価値があるのだろうか・・・・賞味期限があるものだし冷蔵庫のなかでカピカピになってしまっては本当に意味がない。店やメーカーにある分は彼らが保管してくれるし、破棄もしてくれる。私財をブチマケて自分の部屋でナゼ保管するのだろうか？
	モデラーのお部屋は軽くｓｈｏｐ並み。食料品と違って腐りはしないから消費しなくても問題ナシ！でもそれが部屋を圧迫する原因となり作業空間すら奪うことになってしまう。絶対作らないと思ったらまずそのキットは買わない。「いつか作るから買う」というのが答えなんだけど、普通の人が「作る時に買えばいいじゃん」というのは結構困る。価格改定とロットアップという恐怖に打ち勝つには「買い置き」しかなかったりする。 1/35のタミヤのサラディンを欲しいと思うが全然再販しない。以前タミヤの米軍のハーフトラックをやのっちのお部屋に投げ込んで来たのだが、数日して「何で作らないの？」と聞いたら、「だってコレ絶版品じゃん、もったいなくて作れないヨ」ってな感じで、あせった僕は「一個返して！」と言ってみたものの当然のごとく却下。米軍ハーフトラックはあのフロント周り結構好きなデザインだったりする。最近この二号戦車も店で見かけない。ちょっと前は一個1000円で売られていて「恐ろしく高くなったなぁ」と思っていたけれど、なくなると悲しくなるし欲しくなる。そんな訳で模型はある時に買わないとなくなってしまう危険性が高い商品であるし、コンビニで気軽に売られてる商品じゃなかったりするんで部屋に置いておくしかないような気がします。「安心感」で買うんでしょうね。部屋にキットがあると箱眺めて、パーツ確認して、説明書みて・・・それだけで楽しかったりする。余談ですが僕の部屋には80年代にはやった「シミュレーションゲーム」が30個以上（実家にもあるんで総数不明）あります。コレは多分今後やる機会もほとんどないと思いますが捨てることはきっとないと思います（今こんなもん売ってないし）。


ちなみにこのキットは「ほっすぅい」からの頂きモノだったりします。説明書がなかったケド何回も作った二号戦車なんで苦労はほとんどなかったかな・・・苦労したのはシールの貼り位置と組み合わせ。コレは三号戦車や四号Ｄ型の説明書を参照しながらなんとかしました。貼ったあとで思ったのですが、背面の師団マークと鉄十字逆だったような気がします。今回の塗装は・・・基本色はジャーマングレイ、シャドー部分は友枝小制服で使うネイビーブルーです。昔のグンゼのジャーマングレーはパクトラタミヤと比べるとなんか明るかった気がしますが、今は「ああイイ感じかも」って色になってます。それでもやっぱり少し明るいんでネイビーブルーでシャドー塗りします。さすがに「ブルー」とつくだけあってネイビーブルーだけだと灰色にしては青っぽいんでジャーマングレーは必要です。ハイライトは白にジャーマングレーを混ぜてつくってます。ウェザリングにはレッドブラウンとダークイエロー、フェンダーのこすれとキャタピラ突起部分には銀をつかってます。キャタピラやサスペンション部分の泥には塗料ではなくシーナリーとその仲間たちを使いたいのですが、ジオラマじゃないので作ったアトのことを考えるととても使えません。買って用意してあるんでいつかは使いたい。

ジャーマングレーの戦車を作るのは久しぶりの気がします。「鉄」をイメージさせる質感ていうか重量感みたいなものがあり、直線的なデザインとあいまって独特な重厚感をかもし出してるトコロがとても好きです。一号から四号ＤまでとタイガーⅠはこういった雰囲気あって強そうなんですが、パンサーやキングタイガーになると確かに強いんでしょうけれど「雰囲気」に欠けます。それでもキングタイガーのアーマースカートは独特なデザインでアレがとても強そうな演出をしてくれてます。強ければいいか？強そうならいいか？というものではなく、それぞれ魅力があるんです。Ｍ８ホイッツァーなんて二号戦車と大きさがかわらないのに75ｍｍ榴弾砲を搭載してます。とはいえ同じ75ｍｍ砲でも四号やパンサーと正面で出くわしたら、僕ならバックギヤいれて撃ちながら逃げます。模型だからなんでしょうけど、なんか味のあるデザインが好きで、未組み立てで三個もってます。パンサーは好きじゃないんですけどＴ３４は好きです。/85より/76モデル、43年モデルより42年以前の砲塔ハッチ一枚タイプのものが好きです。

今回このキットを作って思ったのは、転輪、スプロケットといった足回りが薄くて一枚タイプのものはバラキャタに限るなと思いました。上の写真でもわかりますが、キャタピラのまんなかがテンションで極端にでっぱってしまいます。同じ位のキットであれば米軍のＭ３スチュアートの方が模型としてはおもしろいと思います。リベットや表面のザラつき感がいいです。米軍独特のサスペンションなんでその分ちょっと手間ですが、作る時間はそれほど変わらないと思います。Ｍ8ホイッツァーはオープントップなんで時間かかります。たまの休みに模型を作ろうと思うならＭ8はやめましょう。パンサー、ヤクトパンサー、キングタイガー、ヤクトタイガー（ハンティングタイガー）も作りやすいです。時間はかかりませんが完成したあと置き場に困ります。二号とスチュアートは手乗りサイズなのでオススメです。「大砲がついてないと戦車と言わない」という方にはＭ24チャーフィーがいいです。同じ位の大きさでしっかり大砲ついてます。ただ・・・タミヤではなくイタレリ製なのでニ千円位しちゃいますよ多分。ＨＰトップ貼りの戦車が大分増えたのでトップごちゃごちゃしてきた気がします。作るペースを下げてクオリティをあげるかなんかしないと大変なことになっていく予感がしてます。さもなくばＴｒｏｏｍに「俺と戦車」とかカテゴリーをつくってそこにまとめてしまうのもアリかなと思ってます。そんときにはメンバー全員に「俺と××」てやってもらいたいなぁ。【例】すぎやん：俺とアニメほっすぅい：俺と美少女フィギュアごんさん：俺と食こぉじぃ：俺とヨシムラやのっち：俺とオンラインゲームりざあ堂がなんかとてもキワモノ集団に思えてきた・・・・・
平成１６年１０月３１日　たけ



これはタミヤ製1/35キット「二号戦車」です。キット製作期間は1日です。なんやかんやと部屋の中で増殖を繰り広げるキットたち。無論自己増殖ではない、すなわち「僕が無駄に買ってくるだけ」だったりする。「無駄」の定義はとても難しいが、模型として箱にはいったまま作られることなく放置されてる状態は「無駄」と定義することが出来ると思う。冷蔵庫の隅っこにずっとおいてある「プロセスチーズ」なんてテーマ意外と面白い。買う時は様々な理由があったはず、「帰って食べる」「明日食べる」とかいろんな理由があった。でもなんでか冷蔵庫で眠ってる。いつか夜中におなか空いた時食べるからという理由で冷蔵庫のほんの一角を「占有」することを許してる。でも、部屋にあるのとコンビニ・スーパーにあるのは距離の差・時間の差に過ぎずストックすることにどれだけの価値があるのだろうか・・・・賞味期限があるものだし冷蔵庫のなかでカピカピになってしまっては本当に意味がない。店やメーカーにある分は彼らが保管してくれるし、破棄もしてくれる。私財をブチマケて自分の部屋でナゼ保管するのだろうか？
	モデラーのお部屋は軽くｓｈｏｐ並み。食料品と違って腐りはしないから消費しなくても問題ナシ！でもそれが部屋を圧迫する原因となり作業空間すら奪うことになってしまう。絶対作らないと思ったらまずそのキットは買わない。「いつか作るから買う」というのが答えなんだけど、普通の人が「作る時に買えばいいじゃん」というのは結構困る。価格改定とロットアップという恐怖に打ち勝つには「買い置き」しかなかったりする。 1/35のタミヤのサラディンを欲しいと思うが全然再販しない。以前タミヤの米軍のハーフトラックをやのっちのお部屋に投げ込んで来たのだが、数日して「何で作らないの？」と聞いたら、「だってコレ絶版品じゃん、もったいなくて作れないヨ」ってな感じで、あせった僕は「一個返して！」と言ってみたものの当然のごとく却下。米軍ハーフトラックはあのフロント周り結構好きなデザインだったりする。最近この二号戦車も店で見かけない。ちょっと前は一個1000円で売られていて「恐ろしく高くなったなぁ」と思っていたけれど、なくなると悲しくなるし欲しくなる。そんな訳で模型はある時に買わないとなくなってしまう危険性が高い商品であるし、コンビニで気軽に売られてる商品じゃなかったりするんで部屋に置いておくしかないような気がします。「安心感」で買うんでしょうね。部屋にキットがあると箱眺めて、パーツ確認して、説明書みて・・・それだけで楽しかったりする。余談ですが僕の部屋には80年代にはやった「シミュレーションゲーム」が30個以上（実家にもあるんで総数不明）あります。コレは多分今後やる機会もほとんどないと思いますが捨てることはきっとないと思います（今こんなもん売ってないし）。


ちなみにこのキットは「ほっすぅい」からの頂きモノだったりします。説明書がなかったケド何回も作った二号戦車なんで苦労はほとんどなかったかな・・・苦労したのはシールの貼り位置と組み合わせ。コレは三号戦車や四号Ｄ型の説明書を参照しながらなんとかしました。貼ったあとで思ったのですが、背面の師団マークと鉄十字逆だったような気がします。今回の塗装は・・・基本色はジャーマングレイ、シャドー部分は友枝小制服で使うネイビーブルーです。昔のグンゼのジャーマングレーはパクトラタミヤと比べるとなんか明るかった気がしますが、今は「ああイイ感じかも」って色になってます。それでもやっぱり少し明るいんでネイビーブルーでシャドー塗りします。さすがに「ブルー」とつくだけあってネイビーブルーだけだと灰色にしては青っぽいんでジャーマングレーは必要です。ハイライトは白にジャーマングレーを混ぜてつくってます。ウェザリングにはレッドブラウンとダークイエロー、フェンダーのこすれとキャタピラ突起部分には銀をつかってます。キャタピラやサスペンション部分の泥には塗料ではなくシーナリーとその仲間たちを使いたいのですが、ジオラマじゃないので作ったアトのことを考えるととても使えません。買って用意してあるんでいつかは使いたい。

ジャーマングレーの戦車を作るのは久しぶりの気がします。「鉄」をイメージさせる質感ていうか重量感みたいなものがあり、直線的なデザインとあいまって独特な重厚感をかもし出してるトコロがとても好きです。一号から四号ＤまでとタイガーⅠはこういった雰囲気あって強そうなんですが、パンサーやキングタイガーになると確かに強いんでしょうけれど「雰囲気」に欠けます。それでもキングタイガーのアーマースカートは独特なデザインでアレがとても強そうな演出をしてくれてます。強ければいいか？強そうならいいか？というものではなく、それぞれ魅力があるんです。Ｍ８ホイッツァーなんて二号戦車と大きさがかわらないのに75ｍｍ榴弾砲を搭載してます。とはいえ同じ75ｍｍ砲でも四号やパンサーと正面で出くわしたら、僕ならバックギヤいれて撃ちながら逃げます。模型だからなんでしょうけど、なんか味のあるデザインが好きで、未組み立てで三個もってます。パンサーは好きじゃないんですけどＴ３４は好きです。/85より/76モデル、43年モデルより42年以前の砲塔ハッチ一枚タイプのものが好きです。

今回このキットを作って思ったのは、転輪、スプロケットといった足回りが薄くて一枚タイプのものはバラキャタに限るなと思いました。上の写真でもわかりますが、キャタピラのまんなかがテンションで極端にでっぱってしまいます。同じ位のキットであれば米軍のＭ３スチュアートの方が模型としてはおもしろいと思います。リベットや表面のザラつき感がいいです。米軍独特のサスペンションなんでその分ちょっと手間ですが、作る時間はそれほど変わらないと思います。Ｍ8ホイッツァーはオープントップなんで時間かかります。たまの休みに模型を作ろうと思うならＭ8はやめましょう。パンサー、ヤクトパンサー、キングタイガー、ヤクトタイガー（ハンティングタイガー）も作りやすいです。時間はかかりませんが完成したあと置き場に困ります。二号とスチュアートは手乗りサイズなのでオススメです。「大砲がついてないと戦車と言わない」という方にはＭ24チャーフィーがいいです。同じ位の大きさでしっかり大砲ついてます。ただ・・・タミヤではなくイタレリ製なのでニ千円位しちゃいますよ多分。ＨＰトップ貼りの戦車が大分増えたのでトップごちゃごちゃしてきた気がします。作るペースを下げてクオリティをあげるかなんかしないと大変なことになっていく予感がしてます。さもなくばＴｒｏｏｍに「俺と戦車」とかカテゴリーをつくってそこにまとめてしまうのもアリかなと思ってます。そんときにはメンバー全員に「俺と××」てやってもらいたいなぁ。【例】すぎやん：俺とアニメほっすぅい：俺と美少女フィギュアごんさん：俺と食こぉじぃ：俺とヨシムラやのっち：俺とオンラインゲームりざあ堂がなんかとてもキワモノ集団に思えてきた・・・・・
平成１６年１０月３１日　たけ